昭和マネジメントが語る、評価される部下の3箇条

こんにちは!

部下とのお悩み解決専門家、谷口彰です。

35歳、製造業、管理系の中堅社員のMさんからのご相談ですが、一生懸命仕事をしても、入社10年で大きく差が付きます。上司の評価ポイントが分かりません。昭和マネジメントは何を考えて、何を評価ポイントとしているのでしょうか?。

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やっぱり! あの社員は優秀だからね! と 昭和マネジメントが思うポイントは?
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昭和マネジメントから見た仕事ができる部下のポイントは何でしょうか?

***昭和マネジメントが語るので、少々上から目線となりますので、平成社員の方は、気分を害する場合があるかもしれませんので、十分にご注意ください。***

モチベーションが高い部下は出世が早い

モチベーションの話をすると必ず「私は○○セミナーに通っています」「○○本を読んでいます」とPRする人が居ますが、一般的にはあまり高い評価はもらえません。

その努力はそれなりに評価しますが、会社に居る以上成果が高いか? 否か?が評価ポイントを占めています。

きっとその学びは将来花咲く機会があるでしょうから、先行投資としては重要です。しかし、今日の評価と直接結びつくものではなりません。

20歳代の学びが30歳代の業績を支え、30歳代の学びが40歳代の業績を支えると言われてますので、日々の学びを否定している訳ではありません。

昭和マネジメントが若手の頃は、手軽はセミナー等がなく、セミナー行く時間あるなら、目の前の仕事に集中しろ!と言いたくなります。)

さて、モチベーションの話に戻ります。まずは朝一番大きな声で挨拶し、仕事へ集中する。

昭和マネジメントは基本体育会系なので、朝の挨拶を重視します。)

そのため残業時間が少なく、早く帰ることができる。

早く帰れるのであればこの仕事も追加で対応してもらいたい、と別の業務を任されてさらに業務経験を積める。等が出来る部下の日々の姿です。

コミュニケーションが上手な部下は出世が早い

出来る部下は細かな気遣いをコミュニケーション中でも発揮させてます。

報連相は、上司の隙間時間を活用上司へのする

 

報連相をしようと思っても、多忙な上司に報連相の時間を作ってもらうことは大変です。

 

机の上に資料とメモをつけて、「お手すきな際にご連絡いただければ説明に参ります」などと書いてあれば質問があれば上司は部下を呼ぶでしょう。

 

これで部下は上司に報連相という実績は残り、上司は隙間時間に資料を読むことが出来ます。

 

以前、私の先輩で上司が会議で不在でも常に席の周囲で待ち、上司が戻ってくると早速、報連相をさせてください!と超積極的なアピールをする方が居ました。

周囲からは、あの人は報告時間の数倍の時間を上司席の近くで待っていて「長い待ち時間」が気になるね、と言われてました。実際その行為はとても見苦しかったのです。

昭和マネジメントは「一言メモ」が大好きです。ただ資料を机の上に置くのではなく、付箋をつけて、一言、「ご一読後に、アドバイスおねがいします」が必要です。

上司への報連相はメールを活用する

ある部下はメールで添付資料を上司に送り、上司のメール開封通知を確認してから上司の席に来たり、電話で補足説明をしたりする部下も居ました。

 

 

いずれも多忙な上司にいつ報告するか? に気遣う方法かつ、スマートでエネルギーは殆ど使っていませんでした。

 

 

実際、上司が報連相を読んで確認することは「今、大きな問題は起きていないか? 日程に遅れはあるか?」です。部下は内容も問題となりそうな点だけを重点的に報告すべきです。

 

 

案件がすべて問題無し、日程遅れ無しにも関わらず、「私はすべてを順調に対応しています」と自慢報告を長々とする部下もいますね。

 

「それって当たり前でしょう!」

 

とおへその位置が横にくっついている上司がたくさんいるので要注意です。

昭和マネジメントは会議が大好きで、1日に最低3つの会議をはしごしています。ですから会議には参加するが、実は部下からの報告を読んでいる、というケースが多いです。

その際、紙での提出か? データの提出か? に悩みますが、いつもPCを持ち歩くタイプであれば、データで提出、もしPCを持ち歩かないタイプであれば、当面紙で用意するのが無難だと思います)

上司への成果は半分完成でまず報告する

来週末までに資料をまとめてください。

 

上司に言われてから締め切り当日に資料を上司に見せても遅いですよ!

 

上司が部下にリマインドしないもの悪いですが、普通2日前に成果物を見せてもらわないと上司も直前修正等の対応できないですから。

 

例えば部下から資料が50%程度完成した時点で、こんな方向性ですが、よろしいですか? とのやり取りがあると上司も軌道修正しやすいです。

 

部下も締め切りまでに十分な時間を持って対応できます。最大のメリットは直前修正が少なくて済む事です。

昭和マネジメントは、最後に議論することを避ける傾向が強いです。最初に決めて、最後は確認するだけ、という考え方です。

よって、早めに資料を確認してもらい、最後は、「はいはい、ありがとね」で終わりたいのが性分です)

 

上司視点で仕事をする部下は出世が早い

例えば評価会準備をしている時、「評価者はこのポイントで質問するだろうから、この資料があれば上司は答えられるかな。」という自分の一つ、二つ上の立場からの視点で業務を行うと上司は安心して仕事を部下に任せられます。

 

更に一つ上のレベルの仕事も任せたくなるのが上司心(親心?)です。

 

特に、評価会の準備では評価者の過去のコメントなどを事前に収集すると、自分の勉強にもなるので、是非行ってみて下さい。

昭和マネジメントは、自分を助けてくれる部下には手厚く対応します。人間ですから・・)

雑用を進んで対応する部下は出世が早い

 

仕事はすべて大事ですが・・忙しいときにかかってくる電話を即取る、歓送迎会の幹事を受ける等々・・細かな対応ができる部下は気配りができるうえ、先輩方からの評判も上がります。自然と周囲からの評判が上がると上司も安心していろいろなことを任せられます。

 

ただ、やはく昇格したいから歓送迎会の幹事をすると軽率に考えていると、その心は透けて多くの人に見られてしまいます。

 

あくまでも歓送迎会等はお世話になった方へのお礼ですから・・程度に思っておきましょう。

昭和マネジメントは若かりし頃に数えきれない飲み会に参加し、都度先輩方の注文を取り、お酒を注ぎ、焼酎を作り・・と気遣いをし続けてきました。ですから、宴会幹事はベテランです。よって、若手が幹事をするのが当たり前、の感覚です。ですから、幹事をする=頑張っている、との方程式をもっていることをまずはご理解ください。)

 

最後に

平成の部下の方から見れば、昭和マネジメントはある種の化石のように見えることでしょう。

実際はすでに化石になっているのですが、今だに現役で頑張っています。実は、昭和マネジメントは平成部下にはそぐわないんだろな~と不安を抱えつつ日々マネジメントしていることも事実です。

ただ、そう思っても、つい昭和の行動が出てしますものです。

ですから、少しでも昭和マネジメントの癖を理解し、ストレスを減らし、高評価をもらえるように、このブログをご参考にしてもらえると幸いです。

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