部下から「信頼される上司」「信頼されない上司」

こんにちは! 部下とのお悩み解決専門家、谷口彰です。

信頼される、されないってべたな タイトルですね。

先日、ある経営者Nさんとお話したさい、Nさん流の「部下に信頼される上司になるには?」をお聞きしました。

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「人は自分のことをよく知っている(理解してくれている)人を信頼するものである。」

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とても当たり前のことですね。 正直ちょっと拍子ぬけしました。

部下を知る

Nさんはそんな私を見て、「よく知るって大変ですよね」とも言われました。

その後Nさんのお話を聞いて、Nさんってすごい、徹底している! と感じ、その時に浮かんだ言葉が「とことん」でした。

Nさんに質問をしました。

相手をよく知る、ってどの程度相手のことを知っていればいいのでしょうか?

Nさんより、その質問をするということは、相手のことをまだよく知っていませんね? と言われました。

いえ、ある程度は知っているとは思いますが、その程度で十分なのかどうか?気になります。
Nさんは、信頼に「ある程度」という考えはないです。

部下をとことん知ることです!

部下を「とことん」知る

「とことん」とはどのようなレベルなのか?

Nさんの「とことん」はこのレベルです。驚きました!

名前、名前の由来、幼少時代の思い出、

小学校・中学校・高校時代の活躍したこと、部活の内容

休日の趣味、食べ物の好き嫌い・・・

などなど、ありとあらゆることが「とことん」とのことでした。

私はどの程度部下をしっているか? ですが、「今の本人」については
知っていますが、名前の由来から始まり、それからの日々まではさすがに・・

全く知らなかったです。

これは「ある程度」レベルであり、「とことん」とは全く違うレベルであると思いました。

そしてNさんに、相手を「ことこん」知るにはなにが必要でょうか?

相手に興味を持ち、「とことん」聞く

「相手に興味を持ち、それを実行すれば良いのです」

とにかく「興味を持ち、持ったら聞くこと」だそうです。

これも簡単そうですが、・本当に「相手に興味」を持つ。

・その興味を持つ時間を作る。・聞く、効く、聴く、そしてそれを繰り返す
(一度では終わらない)

これをできる人=これほどの労力を使ってまで、この人のことを知りたい!
と思う人だから、相手との信頼関係がつくれるのだな~、と思いました。

今親しい人は、なぜか毎週のように話していますね。それだけお互いに関心があり、またその関係性を続けたい、という思いがあるから続くのでしょう。

さて、今週は誰に興味を持って聞こうかな!?

読者の皆さん

相手と信頼関係はあるはず、と思われていても敢えて、ひとつ「とことん」相手に興味を持ってみてください。

「人は自分のことをよく知っている(理解してくれている)人を信頼するものである。」

きっと新たな発見があり、それが更なる信頼につながる、と思います。

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