人間関係を劇的に改善する3つの方法とは?

2019年6月20日 Vol.034

組織運営をしていると、信頼関係、相互補助など、いかに対人関係をスムーズにして組織をまとめ上げるか? という内容をよく見ます。
私も人間関係、組織運営、モチベーションアップなどがテーマなので、とても興味を持っています。

しかし実際は、「それはわかっているが、じゃあ良好な人間人間関係を維持する、カイゼンするにはどうするの? コツはなに?」と悩んでいる方が多いと思います。
以前会社の研修で山梨県に行って、皆で木に登ったり、崖っぷちを手をつないで歩きましたが、これといった人間関係の深まりは感じられませんでした・・という経験あります。

今日のテーマは「人間関係をスムーズににして、良好な関係を保つ」です。

こんにちは、谷口彰です。

人間関係の基本はお互いを知ること

人間関係を改善する、良好な人間関係を構築する、ストレスのない人間関係、いろいろと書かれています。でもそれって何がベースなのでしょうか?

皆さんは誰でも「親友」「長い付き合い」「同じ釜の飯を食べた」という方がいると思います。ではなぜそのような深い人間関係を気づけたのでしょうか?
何か特別のスキルを使いましたか?

私の理解として、ある人と親しくなる(なった)きっかけは、時間の共有です。
・学生時代に同じクラブ活動をした
・プロジェクトで長期間ひとつのテーマについて挑戦した
・地元が同じで、県人会などでよく会う機会が多かった
などではないでしょうか・・

時間の共有が長くなれば、素の自分をお互いに見る機会が増えます。

でも会社などで、短時間で疑似的に時間の共有をする方法は何?

敢えて、自己紹介を真面目にする

自己紹介って聞くと、初対面同士が簡単に出身地などを言い合う程度ですが、
私が提案する(職場で行っている)自己紹介は、

  • 最低30分
  • 生まれてから今までのエピソードを紹介する
  • 写真をつけてビジュアル的に行う
  • その時点でも自分のモチベーションをグラフで説明する
  • ただし、墓場まで持っていきたいことは言わないが、それ以外は言う!

・・というルールです。でも幼稚園の頃から小学校、中学校から会社入って、今までの自分を写真付き・かつその時点で自分のモチベーションは高かったのか?低かったのか?なども説明するので、少々恥ずかしいです。

ですから、まず上司の私から(限度見本として)自己紹介をします。
ここで適当に流すと、次からの社員自己紹介も流されるので、かなり真面目にやります。

へ~? 知らなかったね! そうなんだ! 笑える! なんで? 大変だったね・・などのコメントをもらえたら大成功です。
つまり、今まで知らなかった「今の私」に追加で情報が加わり「今までの私」に変わった瞬間です。

このレベルでもかなりの情報が共有化されるので、「同じ釜の飯を食った」と同様の親しさとなれます。

更に大事なのはその後です。せっかく情報共有化して「今までの私」を知ってもらっても、「これからの私」も共有化していかないと、関係性は強くならないです。

日々、自分に起きていることを敢えて話し続ける

「今までの私」に「これからの私」を日々追加し続けるには、日々雑談の時間を作ることです。雑談の時間は人間関係効果には重要な時間です。

きっと朝一番はコーヒー飲んで、「さあ、仕事するぞ」となる時間ですが(私の場合)、そのコーヒータイムに、同僚に 昨日こんなことがあってさ・・ 家族でこんなこと話したよ・・ 週末に映画見たけど、感想は・・ ゴルフのスコアが良かったので自慢していい? など何でもよいので、自分関すること・自分の意見・自分のやりたいこと・・ を敢えて話し続けることで

  • この人は自分の出来事を私に話してくれる(という安心感)
  • だったら、私も自分の出来事をはなしてみよう
  • その人の新しい面を知り、さらに人間関係が深まる

という流れです。

でも、実際は意識して自己紹介をし続けないといけません。これは上司として仕事と同じくらいに大事な事だと思います。だって、皆さんは、人間関係・組織運営に強い関心がある方なので、是非実践を通じて学びを経験してもらいたいです。

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です