インド駐在記 インド『ベジタリアン』事情  

2023年5月8日

インド駐在記② インド経験での驚き備忘録です!

インドでは、レストランに行くと、べジ/ノンべジ と2種類のメニューがあります。

べジとノンべジとは何か?

インドでは食品法で、レストランのメニュー、食品包装にベジ・ノンべジを明記する規則があります。

べジ(Veg/ベジタリアン:野菜・果物・豆類・ナッツなど植物性の食材を主体としたもの)

ノンべジ(Non-Veg/ノンベジタリアン:お肉やお魚など動物性の食材がふくまれているもの)

ベジ/ノンベジが、区別して書かれています。
また、包装されている食品を買うと、そのパッケージには

べジ:緑色

ノンべジ:赤色 のマークが明記されています。

*インドのマック事情は↓↓↓をご覧ください。

 

ベジタリアンになるのは自由意志?

インドにおける宗教で、多数を占めるヒンズー教徒に限定した内容となりますが(個人の理解と感想です)、ベジタリアンは宗教で決められた内容ではなく、個人で決めています。

自分で決めた
両親がベジタリアンなので
奥さんがベジタリアンなので
もともとノンべジだけどベジタリアンに変わった、という声をよく聞きました。

逆に、大学で海外からの留学生と一緒に学ぶ際、ベジタリアンだと一緒に食事する際に不便を感じる時があります。

だから、一時的にノンべジになったけど、実家ではベジです、等々、いろいろな事情でベジ・ノンべジとなっているようです。

ヒンズー教とは

狭い意味でのヒンドゥー教は、バラモン教から聖典やカースト制度を引き継ぎ、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教である。紀元前2000年頃にアーリア人イランからインド北西部に侵入した。彼らは前1500年頃ヴェーダを成立させ、これに基づくバラモン教を信仰した。

紀元前5世紀頃に政治的な変化や仏教の隆盛があり、バラモン教は変貌を迫られた。その結果、バラモン教は民間の宗教を受け入れ同化してヒンドゥー教へと変化して行く(バラモン教もヒンドゥー教に含む考えもある)。ヒンドゥー教は紀元前5 – 4世紀に顕在化し始め、紀元後4 – 5世紀に当時優勢であった仏教を凌ぐようになった[8]。その後、インドの民族宗教として民衆に信仰され続けてきた。

神々への信仰と同時に輪廻解脱といった独特な概念を有し、四住期に代表される生活様式、身分(ヴァルナ)や職業(ジャーティ)までを含んだカースト制等を特徴とする宗教である。(引用・抜粋:ヒンドゥー教 – Wikipedia

 

ベジタリアンにはいくつかの種類があった!

「私はベジタリアンです」と個人で決めると、その定義にいくつかの幅が生まれます。

私は卵は食べます(自称:エッグタリアン)

よく聞く理由として、タンパク質として卵は食べます。

親はベジタリアンですが、母親が卵を調理してくれていたので、昔から自宅では卵を食べています。でも肉系は全くたべないので、エッグタリアンです。

私は魚は食べます(インド東地区のコルカタに多い)

コルカタ地区はベンガル湾に面しており、魚介類が多い地区です。コルカタ出身者に聞くと、コルカタでは、主食が魚なので、魚を食べないと食べるものがありません(本人談)

よって、コルカタ出身の彼は、魚を食べますが、卵・肉系を食べないベジタリアンです。

誰にも言わないでください(会社のパーティにおけるある社員のつぶやき)

会社では新製品発表会でお客様を招き、会場でお昼を提供するイベントがありました。
もちろん、会場はベジ料理を出すコーナーとノンべジ料理を出すコーナーに分かれています。

社員のAさん(女性)はベジですが、ノンべジコーナーを歩いており、その後パーティ会場の隅に隠れるように歩いていく姿を見ました。

あれっ と思い、後を追ってみると、レディーボーデンのバニラ・アイスクリームを食べていました。ニヤニヤしてみていると、私に気づいたAさんは、

「誤解しないでください。私は単なる興味で一口食べただけです。レディーボーデンを食べましたが、これを戻します。私はベジですから普段はクルフィを食べています」

と、言いました。

私は「Aさんが何を食べても気にしません。Aさんが一番おいしいと思うものを食べていいのですよ」と言いました。
すると、レディーボーデンンを戻そうとしてたAさんは、ペロッと食べてニコニコしていました。

人間は誰でも、一度おいしいものを食べると忘れられないですね!