自己紹介の続き
人財は本当に多様化しています。
今までは(と言っても昭和と平成前期までですが)
日本人・男性・自分より若手・滅私奉公タイプの金太郎飴社会でマネージメントが主流でした。しかしそれはすでに旧世代のもの。
我々「旧世代」は、多様化する人財・時代の価値観変化に追随しきれていません。
サラリーマンで人間関係に悩み・海外経験で異文化対応に苦労し・コーチング(米国CTI認定・CPCC取得)で自分がチャレンジすると世界が変わることを知りました。
その経験から、サポートさせていただいた様々な方のお客様から嬉しい報告が来ています
企画会社を経営されているOさん、会社規模拡大に伴い、創業時のまとまりがなくなりつつあり、一体感をどう醸成されるか、にお悩みでした。
社員50名強の会社です。業績拡大の為、社員を増員しましたが、それ以来社内のまとまりがなくなり、対応に困っていました。谷口さんのメルマガを読みだしてから、対応に多くのヒントをもらい、それをきっかけに、谷口さんからの直接アドバイスをもらうことができました。単一的なマネージメントにならず、常に多様性(年齢の幅、雇用形態の違い、働く目的の違い等)を常に考慮すべき、というアドバイスは的を得ています。
今、この会社は「志とモチベーションの高い会社」に生まれ変わりました。
製造業の社長Nさん、自分のメッセージが社員に伝わっていない、と悩まれていました。
やりたいことがたくさんあり、とても盛りだくさんでした。谷口さんに相談結果、その優先順位をつけて、上位3つの想いについて、5年後にどんな会社になりたいか? を具体的に臨場感をもって自分語りを何度も行い、それを文章化しました。
その後社員と会社方針勉強家を数回主催し。今では会社のベクトルが明確となり、一体感をもって、新しい施策に自信をもって挑戦できるようになりました。
また、会社方針勉強会を通じて、社員とのコミュニケーションが増え、社員からの様々な提案を聞く機会にもなり、さらに社員との距離が短くなっており、信頼関係が強まっています。
長野の物流会社の支店長Iさん。ドライバーさんとの一体感に悩んでおられました。
支店長自らの自己開示を実行し、ドライバーさんの自己開示を実施。今は、ドライバーさんとの会議が盛り上がり、今までになかった一体感を感じて仕事をしており、ドライバーさんからの営業提案も出てきて、業績がアップしています。
(最近は私抜きでも、会議が盛り上がっており少々寂しさ感じています(笑)
新入社員の半分が女性社員となった製造業の管理課長Yさんから、「女性」苦手意識を取り去り、女性社員と男性社員を同等に戦力化できるようになった。女性・男性の区別ではく、個々の社員の特性を活かした組織作りに切り替えて、男女ともに仕事への取組み意識が高くなった。
女性社員から「他部門の女性がYさんの元で働きたいって言ってますよ」といわれ、やっと多様化対応の成果が出てきた、と嬉しく思います。
定年延長に伴い、先輩社員が部下になるも、話つらくてコミュニケーションが取れていない食品業界の課長Kさんは、先輩への尊敬を持ちつつ、先輩部下にたいする明確な部下を丁寧に語ることで、お互いのプライドが保たれ、今は先輩部下が若手への業務指導とメンターとなり、プライドを持っていただけ、かつ戦力化出来ました。
製造現場でインドネシアからの社員が増加した物流業のチームリーダーMさんは、お互いのの価値観、人生観、宗教観を共有しあう機会を持ち、お互いに大きな違いを認知し、ルールを作成することでトラブル解消できました。
今ではインドネシアチームの身内パーティーに呼んでもらい、毎回異文化に驚いていますが、相互理解が深まる日々です。
戦略担当部門の部長Wさんは、転職してきた社員が、仕事が合わないからやめてコンサルになりたい・・
本当にやりたいことを明確にし、次のコンサル業務に役立つことを見つけ出し、それを真剣に対応すれば、3年後はよいコンサルになれる・・と話を進め、結果としてプロジェクト等で3年間優秀な成績を残し、今は外資系製造会社の部長をしている。お互いに力を出し切った3年間でした。
彼とは今でも定期的に会い、異なる業界の情報交換を行っています。
15年前のサラリーマン時代(今もサラリーマンですが)人間関係に悩み、当時紹介してもらったメンター(ビジネスコーチの方)との自省の時間を通じて、過去にとらわれずに未来に向かってどう変わるか、どうチャレンジするか?の時間を持つことが出来ました。
人財が多様化しても、自らを時代に合わせて変わっていくことで、更に充実したストレスフリーの日々が過ごせます。
皆さんのチャレンジを応援します!
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【メールセミナー執筆者プロフィール】
谷口 彰(たにぐち あきら)
1960年1月13日生 (現59歳)
大学卒業後、本田技研工業(株)に入社し、アフターセールス(補修部品供給)配属となり、在庫管理・調達管理・国内営業・海外営業・システム構築(ユーザー窓口)、プロジェクトに携わる。
その後、日本梱包運輸倉庫(株)に転籍し、国際営業部、国内事業部を経て、ニッコンホールディング(株)にて、通関事業部、不動産事業部、GINZAコンサルティング(株)を担当。
2002年 銀座コーチングスクールにてプロコーチ認定プロフェッショナルコーチ認定
2007年にCTIにてCPCC(Certified Professional Co-active Coach)認定
主に会社内での同僚、部下に対するコミュニケーション改善のセミナー主催、コーチング実施
社外クライアントは常時2~3名。
2016年 GINZAコンサルティング(株)を設立し、人材育成・組織開発担当も担当。
1、 企業向け リーダーシップ、コミュニケーションを中心としたセミナー開催(2017年度は28日開催)
2 、個人向けコーチングは 会社業務として 2~3人のクライアントにコーチングを継続提供。
特に、サラリーマン経験を活かし、昇進・昇格した管理職、管理職2~3年経験しているが、担当部門のパーフォーマンスが上がらない方を対象として、部門の活性化を求めるクライアントにコーチングを提供している。
3、 コーチング実施者の累計は250名程度。
2018年、NKID(Nippon Konpo India Pvt LTD)にて社長
現在は、デリー国際空港から南へ約25キロにあるグルガオン(グルグラム)の事務所に勤務。
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